バングラデシュが、ロヒンギャ族イスラム教徒難民のミャンマー帰国を要請
10月 06, 2019 20:33 Asia/Tokyo
バングラデシュのハシナ首相が、インドのモディ首相との会談で、ロヒンギャ族のイスラム教徒難民のミャンマー帰国に向けた、インド政府の支援を求めました。
イルナー通信によりますと、ハシナ首相は6日日曜、インド・ニューデリーにて、「インドとバングラデシュの両首脳は、ロヒンギャ族の`イスラム教徒らが一刻も早くミャンマー西部ラカイン州の自宅に戻るべきだということで、意見が一致した」と表明しています。
こうした中、バングラデシュとミャンマーが先月行った、ロヒンギャ族イスラム教徒難民の祖国帰還に向けた努力は水泡に帰しました。
この計画が失敗した後、ハシナ首相は「ミャンマーは、バングラデシュとの間にロヒンギャ族イスラム教徒の帰還に関する協定を取り交わしたにもかかわらず、この危機を解消する意欲がない」と語っています。
ロヒンギャ族のイスラム教徒は、ミャンマー帰国の条件として安全確保や、ミャンマー政府による市民権の復活を提示しています。
ミャンマー政府は、ロヒンギャ族のイスラム教徒を市民として正式に認めていません。
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