フランスで、通算48回目の「黄色いベスト」運動が実施(動画)
10月 13, 2019 18:03 Asia/Tokyo
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「黄色いベスト」運動
フランスで各地で12日土曜、昨年11月17日以来通算48回目となる反政府運動・「黄色いベスト」運動が実施されました。
IRIB通信によりますと、この運動の参加者らはフランスのマクロン大統領に反対するスローガンを叫んだということです。
一方、フランスの治安部隊もこれまでと同様、デモ参加者を解散させるため催涙ガスを使用し、多数の抗議者を逮捕しました。
フランスでは、昨年11月17日以来黄色いベスト運動と称する反体制運動が実施されています。
この抗議行動の中で、これまでに11人以上が死亡、およそ1万4000人の負傷者や逮捕者が出ています。
この抗議行動は当初、燃料税の引き上げをはじめとするマクロン大統領の経済政策への抗議行動として始まりましたが、急速に政治化しました。
このデモへの参加者は、マクロン大統領の政策がフランス国民を圧迫しているとし、同大統領の辞任を求めています。
フランスの世論調査機関オドクサが、同国の新聞ル・フィガロおよびフランスのラジオ向けに行った最近の調査によれば、フランス国民全体の75%がマクロン大統領の行動に不満を持っているということです。
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