ロシアが、新たなミサイルを実験
10月 31, 2019 16:35 Asia/Tokyo
ロシア国防省が、同国が原子力潜水艦からの弾道ミサイル・ブラワの発射実験に成功したことを明らかにしました。
若手記者クラブの報道によりますと、ロシア国防省は30日水曜、声明を発表し、「バレンツ海に配備されているロシアの最新SSBN(原子力弾道ミサイル潜水艦)「クニャージ・ウラジーミル(Knyaz Vladimir)が、初めて弾道ミサイル・ブラワの発射実験を行った」と表明しています。
この表明によれば、このミサイルはカムチャッカ半島に定められた標的に命中したということです。
この弾道ミサイルの作戦の射程距離は8000キロとされ、破壊力が非常に高い、ということです。
ロシアによる今回のミサイル実験の一方で、アメリカ国防総省は今年8月19日、ロシアとの間に調印していたINF全廃条約を破棄した後に巡航ミサイル1発の発射実験を行っています。
軍事専門家の間では、ロシアによる今回のミサイル実験はアメリカとNATO北大西洋条約機構にする直接のメッセージであり、それは、ロシアはアメリカのミサイル発射の単なる標的や傍観者ではなく、アメリカのミサイル関係の行動のすべてに対する明確な方策を有しているということだと見られています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ