米国防総省が、アフガンでの米軍機撃墜関連情報を隠蔽
1月 28, 2020 04:58 Asia/Tokyo
アメリカ軍当局が、アフガニスタンでの米軍機撃墜に関する情報開示を渋っています。
フランス通信によりますと、西アジアなど管轄するテロ組織・アメリカ中央軍CENTCOMの報道官はアフガニスタンでのアメリカの航空機墜落に関する捜査が始まったと表明したに留まり、「アフガニスタン東部ガズニ州で事故にあった航空機の詳細ははっきりしておらず、アメリカ国防総省はこれに関して捜査している」と述べています。
情報筋は27日月曜、航空機1機がアフガニスタンの首都カーブルに向かう途中、ガズニ州内で墜落したとしました。
当初は、この航空機はアフガニスタンの航空会社・アリアナ航空のものだとされていましたが、アフガニスタン航空局は、国内企業所属の航空機は一切墜落していない、と表明しています。
こうした中、アフガニスタンの反体制組織タリバンが、ガズニ州での米軍航空機撃墜の責任を認めています。
ガズニ州のキャリムザイ州知事も、「27日に当州内で墜落した航空機は外国のものだった」と語りました。
なお、地元筋は事故機の残骸からおよそ100体の遺体が引き出されたことを明らかにしています。
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