アフガンでの航空機撃墜により、米CIA幹部らが死亡
情報サイトのベテランズ・トゥデイが、アフガニスタンでの航空機撃墜により、アメリカ中央情報局CIAの作戦担当責任者が死亡したことを明らかにしました。
ベテランズ・トゥデイ(Veterans Today)は、ロシアの情報筋の話として、イランのソレイマーニー司令官テロ暗殺の作戦の責任者だったマイク・ダンドレア(Michael D'Andrea)氏が、アフガニスタンでの米航空機撃墜により死亡したことを報じました。
ダンドレア氏は、西アジア地域ではCIAの著名人として知られており、イラク、イラン、アフガニスタンでの CIAテロ対策センター所長を務めていました。
米紙ニューヨークタイムズは、2017年6月の記事にダンドレア氏の名を挙げています。
CIAでは、ダンドレア氏は「歴史の王子」「大司教マイク(Ayatollah Mike)」などの異名を取っていました。
このベテランズ・トゥデイの報道より前にも、ある情報筋がゴスパニュース編集者のファビオ・カリス(Fabio Giuseppe Carlo Carisio)氏によるツイッター上でのこの事件に関する発言として、「イランミッションセンター長 Iran Mission Center Chief, 2017~の『大司教マイク』は、アフガニスタンでの米航空機撃墜事件で死亡した可能性がある」と報じています。
アフガニスタンの反体制組織タリバンは27日月曜、声明の中で正式に、今回ガズニ州で米航空機を撃墜した事実を認め、墜落後の様子を撮影した動画を公開しました。
米国防総省の関係者はこれまでに、この事件および、ダンドレア氏を初め米軍関係者の死亡に関して一切のコメントを控えています。
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