アジア各地の株価が上昇　新型肺炎への懸念による下落から一転

2月 04, 2020 20:26 Asia/Tokyo

投資家らが依然として新型コロナウイルス感染拡大の中国経済への影響を推し量る中、アジア各地の株式市場で株価が昨日の大幅な下落から一転して上昇しました。

アメリカのニュース専門局CNBCによりますと、４日火曜、日本の東京株式市場で日経平均株価が前日比で0.49パーセント上昇しました。さらに広範囲なアジア太平洋の株式指数MSCI も、1.38パーセント上昇しました。

中国株式市場では、昨日7パーセント以上下落した上海証券取引所の株価が、今日になって1.38パーセント上昇しました。香港ハンセン株価指数も、1.29パーセント上昇しました。

中国巨大IT企業のテンセントやアリババの株は、それぞれ2.37パーセントと3.71パーセント上昇しました。

ASXオーストラリア証券取引所株価指数は0.37パーセント上昇し、一方、KOSPI韓国総合株価指数は1.84パーセントと大きな伸びを見せました。

外国為替市場では、1ドルあたりの中国元が0.46パーセント元高になり、6.9893元にまで戻しました。一方、ドルは日本円に対しては0.18ドル高となり、108.86円となりました。

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