国連事務総長、「新型コロナの終結後、より安全な世界が形成可能」
May 03, 2020 20:16 Asia/Tokyo
-
グテーレス事務総長
国連のグテーレス事務総長は、新型コロナウイルスの流行からの解放は、世界をより安全かつ健全、そしてより持続可能で、より包括的な方向へと導くことができるとの希望を表明しました。
ファールズ通信によりますと、グテーレス事務総長は2日土曜、ツイッターによるメッセージで、コロナ終結後の世界の情勢について希望を表明し、世界のすべての人々のための階層間の不平等と格差をなくすことを強調し、「私たちは人権、尊厳、国民の協力を尊重するためには連帯が必要である」としました。
またグテーレス事務総長は最近、「世界での新型コロナウイルスの蔓延は、急速に人権危機に変化しつつある」と警告しています。
グテーレス事務総長は、気候変動に関する国際会議においても、スピーチの中で、「新型コロナウイルスの蔓延は社会の脆弱性を示すことになったが、もし各国の政府が、地球温暖化などといった共通の課題への取り組みに協力すれば、世界をより良く再建する機会になる可能性がある」と述べました。
WHO世界保健機関の最新の統計によりますと、世界での新型コロナウイルスへの感染者の総数は約348万6,000人で、死亡者の数は約24万5,000の人となっています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ