北朝鮮が、核兵器の製造を目指す
4月 16, 2016 22:01 Asia/Tokyo
北朝鮮の動向を監視するアメリカの情報サイト「38ノース」が、「北朝鮮は、核兵器を製造するためにより多くのプルトニウムを製造できると考えられる」としました。
ロシアのスプートニク通信によりますと、この報告では「北朝鮮は2005年に、自国を核保有国と宣言し、2009年には朝鮮半島の非核化を話し合う6カ国協議から離脱した」とされています。
北朝鮮は、最近の行動において、去る1月6日に水爆実験に成功したと表明しました。
アメリカは、これ以前に北朝鮮を制裁対象国リストに掲載しており、同国に追加制裁を科しています。
ウェブサイト・38ノースは、衛星写真に基づき、「最近撮影した写真から、北朝鮮のヨンビョン核施設において新たな動きが起こっていることが分かっている」と発表しました。
北朝鮮はこれまでにも、核兵器製造のために余剰なプルトニウムの分離作業を行っており、現在はこうした兵器製造に向けてより多くのプルトニウムを生産する可能性があると見られています。
この報告ではまた、「衛星写真には、こうした可能性が高いとされる兆候が見られ、北朝鮮はさらに多くのプルトニウムを生産中である」とされています。
ウェブサイト・38ノースは、アメリカのジョン・ホプキンズ大学の北朝鮮分析サイトで、北朝鮮の核活動を監視しています。
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