アラブ諸国の若者の多くがアメリカを敵視
4月 18, 2016 18:19 Asia/Tokyo
世論調査の結果、アラブ諸国の若者の多くが、アメリカを敵視していることがわかりました。
ある機関の世論調査の結果によりますと、アラブ諸国のうち、イラクの若者の93%、イエメンの若者の82%、パレスチナの若者の81%、レバノンの若者の57%が、アメリカの自分たちの国に対する政策に不満を抱いており、アメリカを敵視しているということが明らかになっています。
アメリカがイラクとアフガニスタンを攻撃、シリアやイラク、アフガニスタンのテログループを支援し、また、イエメン攻撃でサウジアラビアを支援していることが、地域諸国の人々、とりわけ若者がアメリカの政策に不満を抱く要因となっています。
イラクの現在の情勢不安は、イラクの人々の見解ではアメリカの2003年のイラク攻撃によるものであり、現在のテログループの問題解決における失敗も、イラクの若者のアメリカに対する否定的な見方を増長しています。