ゴーン被告、逃亡手助けで容疑者に86万ドル送金
7月 09, 2020 02:18 Asia/Tokyo
日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告が、逃亡を手助けした米国人容疑者の関連会社に、昨年86万2500ドル(日本円で9200万超)を送金していたことが米検察の裁判所提出文書で明らかになりました。
ロイター通信がニューヨークから伝えたところによりますと、東京地検は日産自動車の前会長、カルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けした米国人の元米特殊部隊のメンバー、マイケル・テイラー容疑者と息子のピーター容疑者の身柄引き渡しを求めています。
7日火曜に米マサチューセッツ州の連邦裁判所に提出された文書によりますと、送金は昨年10月にパリの銀行口座から、54万ドルと32万2,500ドルの2回に分けてピーター・テイラー容疑者と彼の息子の1人が共同で経営するプロモットフォックスLLC会社の口座に送金されました。
テイラー親子の弁護士は送金についてのコメントを拒否しています。
ゴーン被告は保釈中の昨年12月、プライベート・ジェットで日本を不法出国しレバノンに入国しました。レバノンと日本は犯罪人引き渡し条約を締結していません。
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