EUが、聖地への大使館移転についてセルビアに対し警告
(last modified Tue, 08 Sep 2020 08:41:30 GMT )
9月 08, 2020 17:41 Asia/Tokyo
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EUがセルビアに対し、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムへの大使館の移転について警告を発しました。

フランス通信によりますと、EUは7日月曜、これに関する声明の中で、「EUは聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに関する当組織の共通の立場に反するあらゆる外交分野での行動を懸念材料とみなし、遺憾の意を表明する」としました。

セルビアのアレクサンダル・ブチッチ大統領は6日日曜、米・ワシントンで同国のトランプ大統領の立会いのもと行われたホティ・コソボ首相との会談の終了後、「わが国は、2021年7月に在イスラエル大使館をテルアビブから聖地ベイトルモガッダスに移転する意向である」としました。

これ以前にも、アラブ連盟とPLOパレスチナ解放機構が、セルビアによる大使館移転決定を非難していました。

こうした中、国連決議478は、イスラエルの占領下にある聖地でのあらゆる外交中枢施設の設置を違法として禁じており、パレスチナのものである聖地エルサレムでの現在の法的状況を変更する一切の行動に反対しています。

 

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