コロンビアの警官による市民暴行死 抗議デモで13人死亡
9月 12, 2020 22:11 Asia/Tokyo
コロンビアの首都ボゴタで、45歳の市民が警官に取り押さえられた際、スタンガンを使用され死に至る事件が起こりました。
La FMラジオが報じたところによりますと、この事件の現場を目撃した友人らが動画を撮影してSNSで拡散したことにより、国内では抗議活動が続いています。
これまで一連の抗議活動で13人が死亡したほか、400人以上が負傷しました。
コロンビアの首都ボゴタでは、民間人のハビエル・オルドニエスさん(45)が新型コロナウイルス感染拡大予防措置のソーシャルディスタンスに違反したとして、巡回していた警官2人にスタンガンを使用された末に拘束されました。
同行していた友人らが撮影した動画では、オルドニエスさんはアスファルトの地面に押さえつけられた状態で12回にわたってスタンガンを使用されました。友人らが病院にオルドニエスさんを搬送したものの、間もなく死亡が確認されました。
取り押さえに関わった警官2名はいずれも解雇されており、警察と検察が事件として捜査を進めています。
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