アメリカ大統領、イギリスのEU残留を支持

アメリカ大統領が、イギリスのEU残留は、イギリスが世界でより積極的な役割を果たし、EUが強化するための要因だとしました。

ロイター通信によりますと、イギリスを訪問しているオバマ大統領は、２１日木曜、新聞テレグラフの記事の中で、テロや移民問題、経済問題への対策は、イギリスのEU加盟によりより成功したものとなるだろうとしました。

オバマ大統領はまた、６月２３日のEU離脱の是非を問うイギリスの国民投票の諸側面に関して懸念を示すとともに、「アメリカはヨーロッパにおけるイギリスの影響力を認めており、イギリスは世界の政治状況や世界経済のプロセスに影響力を持っている」と述べました。

さらに、イギリスの国民投票の重要性を強調し、現在はイギリスとEUの今後のための正しい決定をともに行うべきときだとしました。

アメリカはイギリスのEU離脱と国際貿易市場の不況の悪化を懸念しています。

オバマ大統領は２１日、イギリスのEU離脱に懸念を表明するため、イギリスを訪問しました。