フランスが、今後予想される対アメリカ制裁への支持を表明
(last modified Fri, 16 Oct 2020 19:32:03 GMT )
10月 17, 2020 04:32 Asia/Tokyo
  • EU旗と米国旗
    EU旗と米国旗

通商関税をめぐり米とEUの緊張が継続していることを受け、ルメール仏経済・財務相が、今後予想されるヨーロッパの対米制裁行使への支持を表明しました。

ロイター通信によりますと、ルメール財務相は、アメリカに対し金融制裁を行使するよう提案しています。

これ以前にも、米国による米航空機大手ボーイングへの補助金継続を理由に、あるヨーロッパの国の政府関係者が「EUは、米によるボーイング社への補助金捻出に報復するため、必要な段取りを整えているところである」と語りました。

アメリカはこれに先立ち、欧米間の航空機関連の対立で関税の対象となるヨーロッパの製品のリストを発表しています。

エアバス社は、アメリカの行動に反発し、「アメリカの行動には法的な根拠がない」と表明しました。

こうした中、EUは現在既に、アメリカに対する鉄鋼・アルミニウムの輸出に際してアメリカ側の関税に遭遇しており、トランプ米大統領はこれまでに何度も、EUからの輸入自動車に関税をかけるとして脅迫しています。

 

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