コロナ禍の米各都市で殺人事件急増、ロスは過去10年で最多の300件
(last modified Thu, 26 Nov 2020 11:47:21 GMT )
11月 26, 2020 20:47 Asia/Tokyo
  • 米国で殺人事件
    米国で殺人事件

 米ロサンゼルス市内で、今年に入ってから現在までに殺人事件が300件発生しており、これは過去10年で最多となっています。

CNNによりますと、 米ロサンゼルス市警は今年に入ってから26日木曜までで、同市内で発生した殺人事件が300件に達し、過去10年でワーストを記録したことを明らかにしました。

同市警はツイッター上で、「昨年は通年で257件だったのが、これほどの数字は過去10年でなかった」と嘆き、全ての防犯対策を講じているものの市民の情報提供などの協力が必要である、と訴えています。

ニューヨーク市警も、今年中に発生した殺人事件は前年比で37%増の405件に達したとし、また、ジョージア州アトランタ市警も今年中これまでの同市内の殺人事件は、過去10年間で最悪の131件に上ったことを明らかにしました。

また、ケンタッキー州ルイビルでもコロナ禍での殺人や発砲事件が増加しており、同市の都市圏警察はCNNの取材に対し、事件の多発で殺人捜査班の対処が追いついていない、としています。

全米の他都市でも殺人事件が急増する傾向がみられ、こうした現象は新型コロナウイルスが感染拡大し社会的活動や経済が制限されるなかでの副産物ではないか、との見方もなされています。

 

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