トランプ大統領の任期終了目前に、米国内の死刑が増加
12月 08, 2020 16:25 Asia/Tokyo
トランプ大統領がその任期の最後の日々を迎えている中、米国内で死刑執行が増加しています。
AP通信によりますと、死刑判決を受けていた5人の囚人が10日木曜、刑を執行される予定になっており、米国内での死刑執行人数は今年7月の再開以降、13人に届こうとしています。
この記事では、トランプ共和党政権が17年ぶりに米国内の連邦レベルでの死刑執行を再開し、さらに先月下旬の執行により、トランプ大統領が131年間続いた伝統を破って政権移行期間に死刑を執行したとしています。
バー米司法長官はこれについて、「私は、死刑執行の停止という道は、この刑罰を廃止することと同義だと考えている。しかし一部の裁判官がこの刑の適用を望むならば、それは執行されなければならない」と述べています。
共和党と民主党の米二大政党による死刑執行の意志は低下しているにもかかわらず、まもなく終わろうとしているトランプ政権の時代、同大統領は死刑確定者の4分の1の刑執行を行っています。
次期米大統領となるバイデン氏は、死刑執行に反対しています。同氏の報道官の1人はAP通信に対し、「バイデン氏が職務を開始した暁には、死刑執行の停止に向け尽力するだろう」と語りました。
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