米国で、警察の人種主義的犯罪への抗議が増加
12月 12, 2020 20:48 Asia/Tokyo
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人種主義的犯罪への抗議
米オハイオ州コロンバスでは11日金曜夜、数百人もの人々が同州警察による若い黒人男性の殺害に抗議して街頭で抗議デモを行いました。
ロイター通信によりますと、抗議者たちは、この若い黒人男性がどのように殺害されるに至ったかの調査における透明性と正義を求め、「正義はない、平和も、人種差別警察もない(no justice, no peace, no racist police)」とのスローガンを唱えました。
パトカーおよび徒歩の警官に監視された一部の抗議者は、道路を封鎖しました。
オハイオ州フランクリン郡保安官事務所の保安官代理は、今月4日、黒人市民のケーシー・グッドソン(23)さんが銃を所持していたという理由から、同氏を射殺しました。
グッドソンさんの家族は警察の主張を否定し、グッドソンさんが歯科医から戻り、サンドイッチを持って自宅玄関のドアの前に立っているときに、背後から腰の部分を撃たれたと語っています。
今年5月25日にミネアポリス市の警察官によって46歳の黒人男性のジョージ・フロイドさんが殺害されて以降、米国ではこの夏、警察の暴力と反人種差別に対する全国規模の抗議が激化しました。
これらの抗議の影響は広がり、他の諸国でも人々による抗議のデモや行進が行われました。
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