バイデン氏の大統領選当選が正式に確定、トランプ氏が現司法長官を解任
(last modified Tue, 15 Dec 2020 09:57:19 GMT )
12月 15, 2020 18:57 Asia/Tokyo
  • バイデン氏
    バイデン氏

先月のアメリカ大統領選で合計306人の選挙人を獲得した、民主党のジョー・バイデン氏の当選が確定し、正式に次期米大統領となることが決定しました。

タスニーム通信によりますと、先月の米大統領選挙で選ばれた538人の選挙人による投票が14日月曜、全米各州で行われ、民主党バイデン氏新米大統領に選出されています。

先月3日に行われた米国50州と首都ワシントンDC特別区での有権者の投票で、バイデン氏は306人の選挙人を、一方現職のトランプ大統領は232人を獲得しました。

米大統領選挙では、各候補は当選するには少なくとも270人の選挙人を獲得する必要があります。

こうした中、トランプ大統領は、選挙人による投票の結果が発表された数分後に、ウィリアム・バー米司法長官の辞任を発表しました。

トランプ氏はツイッターにおいて、「バー長官はクリスマス前に退任することになり、ジェフ・ローゼン司法副長官が司法長官代行になる」と述べています。

バー長官はこれに先立ち、「トランプ陣営が主張する、大統領選での大規模な不正行為発生を裏付ける証拠は確認されていない」と表明していましたが、この発言はトランプ氏の憤慨を煽った形となりました。

トランプ氏はこれまで、先の大統領選での敗北を認めておらず、依然として選挙での不正発生を主張しています。

トランプ大統領とバー長官

 

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