米で、銃撃による1日当たりの死亡者数が増加
(last modified Tue, 09 Feb 2021 12:09:57 GMT )
2月 09, 2021 21:09 Asia/Tokyo
  • 米での銃撃
    米での銃撃

複数の統計から、2020年のアメリカでの銃による暴力およびその犠牲者数が激増していることが明らかになりました。

フランス通信によりますと、米イリノイ州シカゴ市警はこれに関するある報告において、「2020年には3,222件の銃撃事件が報告されており、これは前年度と比較して53%増加したことを示している」と表明しています。

この報告によりますと、アメリカで発生した昨年の銃による殺人は762件で、これは2019年と比較して55%増加しています。

シカゴでの抗議行進の主催者の一人で、長年シカゴで反暴力を訴えてきた牧師のマイケル・フェルガー氏は、「銃による暴力に対処する計画は存在しない。我々は、街頭での暴力から抜け出す計画を望んでいる」と語りました。

アメリカ合衆国憲法修正第2条では、同国での一般市民による武器の所持・携帯は合法とされています。

米では、強力な武器ロビーが常にこの法律の変更を阻止してきました。

米国では毎日平均313人が射殺され、そのうち103人が死亡し、210人が負傷しています。

なお、これらの統計には他者からの銃撃や銃による自殺も含まれています。

 

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