ドイツ人200万人が、自宅用暖房器具を持てず 
(last modified Tue, 16 Feb 2021 08:50:12 GMT )
2月 16, 2021 17:50 Asia/Tokyo
  • 多くのドイツの都市での大雪
    多くのドイツの都市での大雪

複数の正式な統計から、ドイツ市民200万人以上が貧困のため、自らの居住空間を現在の酷寒から守れない、という事態が発生しています。

イルナー通信によりますと、多くのドイツの都市では大雪と異常低温により、凍てつくような酷寒状態となっています。

しかし、この国の少なくとも200万人の市民は、この状況で家を暖めることができなくなっています。

このことから、一人暮らしの人や単身で子供を世話する親がこの問題に直面しています。

統計局の報告では、昨年はひとり親家庭の7%の人が、経済力が弱いために自宅を十分に暖めることができなかったとされています。

ドイツは、ヨーロッパに寒冷前線が到来したことにより、厳しい寒さ、吹雪の影響を受けた国の1つです。

人道支援団体は、今月北ヨーロッパにこの極地帯からの寒冷前線が停滞した場合、ホームレスの命が脅かされると警告しています。

これに関連して、ドイツのホームレス支援団体BAGWは、先週までに厳寒により凍結した4人のホームレスの遺体を発見したと発表しました。

 

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