世銀予測、「2021~22年にはエネルギー価格が上昇」
4月 22, 2021 04:40 Asia/Tokyo
世界銀行が、2021年から22年にかけてエネルギー価格が上昇するとの予測を示しました。
ロイター通信によりますと、世銀の予測では今年のエネルギー価格は平均して2020年より3分の1以上上昇し、原油価格は平均して1バレル56ドルになり、さらに2022年には2017年から2019年当時の水準の1バレル60ドルに達すると見られています。
世銀はまた20日火曜、「今年第1四半期における力強い経済成長による経済状況の回復を受けて、国際的な物価は安定し現状維持が続くだろう」と表明しました。
さらに、金属価格は30%上昇し、農業市場は約14%成長すると予測されています。
その一方で世銀は、「一連の展望予測は新型コロナウイルスの流行の抑制の進展と、先進国における政府の支援策に左右される」としました。
そして、「原油のヨーロッパ産主要銘柄の北海ブレントとアメリカ産経由WTIウェストテキサス・インターミディエイトは、2021年に30%以上値上がりしている」と発表しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj
タグ