ヒューマン・ライツ・ウォッチ、「サウジはイエメンでクラスター爆弾を使用」
(last modified Sat, 07 May 2016 12:51:23 GMT )
May 07, 2016 21:51 Asia/Tokyo
  • ヒューマン・ライツ・ウォッチ、「サウジはイエメンでクラスター爆弾を使用」

国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチが、サウジアラビアはイエメンの国民に対しクラスター爆弾を使用しているとして非難しました。

タスニーム通信によりますと、ヒューマン・ライツ・ウォッチ武器局のスティーブ・グース局長は、サウジアラビアにクラスター爆弾を売却したというアメリカの措置を非難し、「サウジアラビアは、イエメンなど各地でのクラスター爆弾の使用を早急に止めるべきだ」としています。

グース局長はまた、「サウジアラビアはイエメンでの民間人の死亡者数の増加を示す証拠の存在にも拘らず、これまでに、イエメンの人々に対し各種のクラスター爆弾を使用している」と述べました。

クラスター爆弾は、大型の親爆弾の中に多数の子爆弾が内蔵されているもので、空中で破裂するとたくさんの爆弾が広い範囲に拡散されています。

これらの子爆弾の多くは不発弾として地域に残り、地域は、地雷が埋まってある地帯となっています。

14ヶ月前から始まった、サウジアラビアのイエメン攻撃により、これまでに、イエメン人数千人が死傷しています。

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