国連事務総長が、世界での不平等なコロナワクチン分配を批判
8月 11, 2021 14:44 Asia/Tokyo
国連のグテーレス事務総長が、世界における新型コロナウイルスワクチンの不平等な分配を批判しました。
グテーレス事務総長は10日火曜、世界で行われている新型コロナウイルスワクチンの分配方法を批判し、感染者数増加への懸念を示しながら、「新型変異株の増加と、ワクチン分配における受け入れ難い不平等を鑑み、用心が怠られるべきではない」と述べました。
グテーレス事務総長はこれ以前に、ドイツで行われたミュンヘン安全保障会議において、「ワクチンの75%は10カ国のみに供給されており、世界の100カ国以上は未だワクチン供給を受けていない」と述べ、「ワクチン分配のための世界的計画が存在するべきであり、諸国はワクチンを分け合うべきである」と強調しています。
グテーレス事務総長は続けて、全世界で早急に紛争を終結させ、それらの地域にワクチン供給の土台を作るようを求めました。
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