ブレント原油が、2018年以来の79ドル超
9月 27, 2021 20:00 Asia/Tokyo
ヨーロッパ産原油の主要銘柄ブレントの価格が、2018年以来の高値となる1バレル=79ドルを上回りました。
ロシア・スプートニク通信によりますと、英ロンドンの取引所で27日月曜、ブレント原油の価格が1バレル=79ドルを上回り、2018年10月23日以来の高値となっています。
日本時間13時52 分時点で、ブレント原油先物11月限の価格は1.2%高の1バレル=79.03ドル、12月限は1.14%高の1バレル=78.11ドルに達しました。
ロンドンの取引所では、26日日曜もブレント原油の価格が78ドルを超え、2018年以来の高値を付けました。
経済情報サイト「トレーディング・エコノミクス」の専門家らは、この現象について、燃料需要の高まりや、先に発表された米国の原油在庫減少に関する統計が市場に影響しているとの見方を示しています。
なお、ロイター通信によりますと、一部の国では新型コロナの流行が、ジェット燃料など一部の石油製品の需要回復の重しとなっている一方で、ガソリン・軽油の消費は増加する傾向にあるということです。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj