タクフィール主義、アメリカによる50年間に渡るサウジへの支持の結果
May 21, 2016 21:12 Asia/Tokyo
スコットランドのセント・アンドルーズ大学 の国際関係の教授が、タクフィール主義の拡大は、アメリアによる50年間に渡るサウジアラビアへの支援の結果だとしました。
タスニーム通信によりますと、セント・アンドルーズ大学のイヤン・テイラー教授は、過激派対策を口実としたアメリカを始めとする西側の中東への軍事介入について、西側の人々はもはや、他国への軍事介入を支持しないとし、「西側が、過激主義的なグループに対し沈黙し、断固とした対応をとらないことは、この50年のサウジアラビアのワッハブ派に対する西側の支持の結果だ」としました。
テイラー教授はまた、イエメンの危機についても、協議は同国の問題の最良の解決策だとして、「現在、統一した国の代わりに、イエメン国内やサウジアラビアのワッハーブ勢力に包囲されている情勢が不安定した国が生まれている」と述べました。