米州兵が、抗議するトラック運転手の首都入りに備え議事堂にフェンスを設置
(last modified Mon, 28 Feb 2022 13:13:34 GMT )
2月 28, 2022 22:13 Asia/Tokyo

米ワシントン警察が、抗議するトラック運転手らの首都入りに備えて、議事堂周辺に防護フェンスを取り付けています。

カナダでのコロナ規制への抗議に触発された、全米のトラック運転手らは、最終的に明日1日火曜にワシントンにある米連邦議会議事堂前に集結し、一連のコロナ関連規制や国境通過に当たってのワクチン接種義務化といった、アメリカ政府の政策に抗議する予定です。

この日にはまた、バイデン米大統領がワシントンDCにて演説することになっています。

これについて、アメリカ連邦議会警察のJ. Thomas Manger長官は、「明日1日火曜のバイデン大統領の演説中のあらゆる混乱を阻止し、保安警備を徹底すべく、必要なすべての措置を講じているところである」と語りました。

アメリカ国防総省はこれに先立ち、今月26日から来月7日までの期間に、ワシントンDC内に市警の要請により、およそ400人の州兵が配備されることを明らかにしています。

米・カナダ国境通過時の接種証明の取得義務化に抗議するトラック運転手や、カナダ政府の新型コロナ対策に反対する活動家たちは、先月29日から「自由の車列」と称する運動を開始しました。

抗議者らは最近、これに関して、カナダのオンタリオ州とアメリカのミシガン州に架かり、両国間の物流の約25%が通過する大動脈「アンバサダー橋」を遮断しています。

 


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