元米海兵隊将校、「ウクライナのネオナチに訓練を施した」
3月 14, 2022 18:43 Asia/Tokyo
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ウクライナのネオナチ
元米海軍将校が、米英カナダの各軍がウクライナのネオナチに訓練を施したことを認めました。
ウクライナ戦争では、正規のウクライナ軍以外に、「アゾフ大隊」と呼ばれる組織の名も耳にします。この組織のメンバーは軍とは別の制服を身につけ、ウクライナ軍とは何の関わりもないと思われます。
ロシア・スプートニク通信によりますと、元米海兵隊情報将校スコット・リッター氏はこれについて、「ウクライナに渡った外国人部隊や同国西部における愛国者部隊の設立などにより、(2014年に)合法的に選ばれた大統領が退任させられ、暴力的な政策がとられるようになった」と述べています。
この元士官は、「これらの部隊の影響力は危険で、ネオナチがポロシェンコ前大統領を脅迫した」としました。
そして、「愛国者部隊はメンバーの逮捕や処刑では解散せず、それどころかウクライナ正規軍の一部やその代表組織に転化した」と述べました。
その上で、「何よりもやっかいなのが、米英カナダの部隊がウクライナに派遣され、ネオナチを訓練・組織したことで、その筆頭がアゾフ大隊だった」と明かしました。
ロシアのプーチン大統領は、「この影響力の大きい組織はウクライナにおけるナチズムを拡大しており、それゆえウクライナをこのネオナチから救わなければならない」と述べています。
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