IAEA事務局長「ウィーン協議でイランとの合意が成立寸前」
(last modified Wed, 16 Mar 2022 12:23:31 GMT )
3月 16, 2022 21:23 Asia/Tokyo
  • グロッシ事務局長
    グロッシ事務局長

IAEA国際原子力機関のラファエル・グロッシ事務局長が、オーストリア・ウイーンで開催された対イラン制裁解除を目指す協議への参加国は合意成立の寸前にある、としました。

グロッシ事務局長は、フランス24チャンネルのインタビューに応じ、文書でアメリカから保証を与えられた、とするラブロフ・ロシア外相の表明に触れ、「我々は合意の寸前にある。ロシアに対する追加制裁による諸問題が、ウィーン協議の一時休止につながった」と述べました。

ラブロフ外相は15日火曜、「ロシアは、合意内容に明記される予定の書面保証の獲得により、制裁がイラン関連の核合意枠内での協力を阻止させないことを確約する」としました。

ロシアは、ウクライナでの軍事作戦を理由に、アメリカをはじめとする一部の西側諸国により一連の制裁を受けています。

 


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