アルジェリア大統領、「わが国でのフランスの犯罪は忘却されない」
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アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領が、「わが国の国民は、国内で引き起こされたフランスの犯罪を決して忘れ去ることはない」と語りました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 19, 2022 14:53 Asia/Tokyo
  • アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領
    アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領

アルジェリアのアブデルマジド・テブン大統領が、「わが国の国民は、国内で引き起こされたフランスの犯罪を決して忘れ去ることはない」と語りました。

アルジェリアは、132年間に渡りフランスの植民地支配下にありました。

フランス軍はアルジェリア領内に駐留し、同国の資源を略奪したのみならず、アルジェリア国民に対しても数々の犯罪を引き起こした経歴を有しています。

1954年から1962年までにわたるアルジェリア独立戦争の期間中だけでも、100万人以上のアルジェリア国民がフランスにより虐殺されました。

メフル通信によりますと、テブン大統領は18日金曜、「フランスの植民地主義者は、アルジェリアに破壊をもたらしただけだったとし、「わが国におけるフランスの犯罪歴は、公正かつ透明な形で検討されるべきだ」と述べています。

テブン大統領はこれ以前にも、アルジェリアにおけるフランスの犯罪を非難するとともに、「1830年から1962年までにわたったアルジェリアに対するフランスの植民地支配は、近現代で最も残忍な犯罪となっている」と語っていました。

もっとも、アフリカ大陸におけるフランスの犯罪はアルジェリアだけにとどまらず、同大陸に住む極めて多くの民族や多数の国の国民が、フランスの犯罪行為の犠牲となっています。

 


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