米国で、今年に入ってから5番目の処刑が執行

米で、同国ミズーリ州出身の死刑囚男性が、同州のBonne Terree市の州立刑務所で薬物注射により処刑されました。

ＡＰ通信は、25年以上前、強盗の中である夫婦を殺害した罪で処刑を言い渡された男性（５６）は、高等裁判所やミズリー州の州知事もその執行阻止に向けた措置をとらない中で、処刑されました。

アメリカでは今年に入ってから、処刑された死刑囚は5人となっており、昨年のこの数は11人でした。

アメリカでの死刑執行数は、1998年に最多となる98件の死刑執行が行われて以来、減少傾向にあります。

アメリカのギャロップ社が行った世論調査によりますと、この死刑執行の減少は、処刑への支持減少によるものであり、1994年には米国で死刑執行への支持率がが80％でしたが、2021年には54％に低下しました。

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