Pars Today
2015年7月14日、イランの核計画に関する根拠のない疑惑を終わらせるための、数年間にわたる努力の末、国際文書として、核合意が、核協議の関係国とイランの署名により、締結されました。
イランのローハーニー大統領が、核合意は、核協議に参加したすべての国とその他の世界の国々にとっての大きな試練だとし、「約束の履行は、一つの政府が世界から信用されるための基本だ」と語りました。
EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表、ドイツのガブリエル外務大臣が、イランのザリーフ外務大臣との電話会談において、全ての関係国による核合意の遵守の必要性を強調しました。
イラン最高指導者のヴェラーヤティー国際問題担当顧問が、「核合意は、アメリカが一方的に破棄できるような単なる二国間の合意ではない」と語りました。
イランの政府高官だけでなく、アメリカの同盟国からも、トランプ大統領の核合意に対する立場に批判の声が上がっています。
国連のグテーレス事務総長が、イランと6カ国の核合意が維持されるよう望んでいるとしました。
アメリカのシンクタンク、ウィルソンセンターが、報告の中で、国際法に基づき、トランプ大統領は、IAEA国際原子力機関の数々の報告をもとに、イランの核合意遵守を認めるべきだとしました。
欧州委員会が、全ての関係国に対しイランとの核合意の遵守を求めました。
アメリカのバイデン前副大統領が、「核合意を離脱すれば、アメリカは世界で孤立するだろう」と語りました。
イランのサーレヒー原子力庁長官が、核合意は再協議できるものではないとしました。