7月 26, 2022 16:29 Asia/Tokyo

磯崎仁彦官房副長官が、ミャンマー民主活動家死刑執行を「深く憂慮」すると表明しました。

磯崎官房副長官は25日月曜の記者会見で、ミャンマー国営メディアが、現在収監中の民主化指導者アウンサン・スー・チー氏が率いた同国NLD国民民主連盟の元議員ら民主活動家2人を含む、4人の死刑が執行されたと報じたことについて、「国際社会におけるミャンマーのさらなる孤立化を招くものであり、深刻に憂慮する」と述べています。

また、日本として「民主化活動家を含むミャンマー国民に対する死刑について執行しないように強く働き掛けてきた」と強調し、「今回の国軍の行為はわが国が一貫して求めてきた被拘束者の解放に大きく逆行するものであり、国民感情の先鋭化による対立の激化を招く」と語りました。

さらに、ミャンマー国軍のクーデター以降の犠牲者らに哀悼の意を表したうえで「国軍に対して改めて平和的な問題解決に真剣に取り組むよう求める」と訴えています。

 


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