中国習主席、「台湾はレッドライン」と米大統領に強調
11月 15, 2022 20:13 Asia/Tokyo
中国の習近平国家主席が14日に行ったバイデン米大統領との会談で、台湾問題は「中国の核心的な国益」であり、米中関係の第一のレッドラインだと伝えました。
両首脳は20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が開催されるインドネシア・バリ島で会談しましたが、対面形式はバイデン氏大統領就任以降で初めてのことでした。
中国国営新華社通信によりますと、習主席は「台湾問題は中国の核心的な国益であり、中米関係の政治的基盤の岩盤だ。中米関係の越えてはならない第一のレッドラインだ」と述べ、バイデン大統領に対し台湾に関して行った確約を具体的な行動に移すよう呼びかけました。
中国は台湾を自国の不可分の領土とみなしており、台湾に関する介入や分離主義的行動に対して繰り返し警告を発してきましたが、米国はこの点に関して挑発行為を続けています。
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