タジキスタンにおける新年・ノウルーズの行事の様子
3月 26, 2023 15:46 Asia/Tokyo
中央アジア・タジキスタンで、人々がペルシャ語文化圏の春の新年・ノウルーズおよび、自然の再生を祝っています。
古式ゆかしいノウルーズの祝祭はイランにルーツを持っており、太陽暦の開始とともに多くの国々で祝されています。
ファールス通信記者が、タジキスタン首都ドシャンベから伝えたところによりますと、ノウルーズの祝祭は同国の最も主要な国家的行事の1つとされ、毎年同国全域において独自の方式により盛大に行われています。
タジキスタン全国では、ノウルーズにちなみ8日間が公休日とされており、この期間中には文化・芸術、スポーツなど様々な催し物が実施されています。
ノウルーズ期間中に行われる主な風俗習慣としては、麦芽を煮詰めたペースト・サマヌー作り、新年の7つの縁起物を並べた装飾の展示、ノウルーズ関連の詩の朗誦会の開催、音楽の演奏、各種のスポーツ試合の開催などがあります。
国連総会は2010年2月23日、イランのほか、ノウルーズを祝う習慣のある諸国の提案により、毎年3月21日をノウルーズ国際デーに制定するとともに、各国に対し式典の開催によりノウルーズを祝い、またこの習慣の普及伝播に努めるよう求めました。
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