韓国の大雨被害の死者33人に、 地下道に車10台以上閉じ込め
(last modified Sun, 16 Jul 2023 08:11:17 GMT )
7月 16, 2023 17:11 Asia/Tokyo

韓国の中央災害安全対策本部が、同国の全国各地で今月9日から降り続けた大雨により、16日日曜午前11時までに33人が死亡、10人が行方不明となっていることを明らかにしました。

韓国ヨンハプ通信によりますと、15日土曜朝に大量の水が急激に流れ込んだため、中にいた人は避難できなかったということです。

また、韓国行政安全省によれば、中部の忠清北道・五松にある地下車道で起きた浸水事故で7人の死亡が確認されました。

現場では捜索活動が行われており、死者はさらに増えるとみられています。

さらに、中央災害安全対策本部によると、現在、13の市・道で計6182人が一時避難しているということです。

韓国では4日前から大雨が続き、主要ダムの水があふれるなどして被害が広がっています。

特に、忠清北道・清州市では、全長430メートルの地下道が水没し、車両10台以上が取り残されているということです。

さらに、今回の大雨による施設の被害は公共施設が計149件、私有施設が124件に上り、農作物の被害面積は1万5120ヘクタールに及んでいます。

 


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