米のアフガン国民に対する約束不履行
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数十万人のアフガニスタン国民が、米国が撤退の際に約束した米国内での在住許可という約束の履行を待っています。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
9月 03, 2023 22:44 Asia/Tokyo
  • アフガニスタン国民
    アフガニスタン国民

数十万人のアフガニスタン国民が、米国が撤退の際に約束した米国内での在住許可という約束の履行を待っています。

2021年にタリバン政権が権力を掌握するまでアフガニスタンに駐留していた米軍と協力していたアフガン人数千人は、イギリス、ドイツ、アメリカなど西側諸国への移住を約束されていましたが、いまだにこの約束が果たされず、不安な日々を過ごしています。

さらに、多くの問題を抱えてアラブ首長国連邦に渡航した多数のアフガン人も同国内の難民施設に留め置かれている状態にあります。

タスニム通信によりますと、米軍がアフガニスタンを撤退してから2年が経過した今なお、84万人以上のアフガン人が依然として米国内での定住の実現を待っています。

米議会は2009年、米軍に協力したアフガン人を保護する法案を可決し、アフガニスタン前政権や米軍のために働いていたアフガン人は、アメリカでの永住権やグリーンカードの取得を申請することが可能になりました。これにも拘らず米国務省は、申請者の半数が資格確認調査の初段階で資格が認定されていないとしています。

 


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