アフガン炭鉱爆発事故で死者16人、安否不明者16人以上
6月 10, 2020 17:53 Asia/Tokyo
アフガニスタン鉱山省は、同国北部サマンガン州内の炭鉱で発生した爆発事故により、作業員16人が死亡したことを明らかにしました。
イルナー通信が10日水曜、報じたところによりますとアフガニスタン鉱山省報道官はメディアに対し、「これまでに入手した情報によれば、さらに炭鉱内には16人から18人が閉じ込められていると見られ、現在救命部隊が捜索を行っている」と説明しました。
また、「現在まで、これらの作業員の安否は分かっていない」と述べました。
これ以前には、今回の爆発事故でおよそ30人が死亡したとされていました。
こうした中、アフガニスタン北部サマンガン州ダラ・イ・スーフバーラー郡のソルターニー行政長官は地元メディアに対し、「炭鉱内のガス濃度が非常に高く、救援隊が炭鉱内に入ることは困難となっている」と述べました。
さらに、サマンガン州のエブラーヒーミー知事は9日火曜、ダラ・イ・スーフバラー郡の炭鉱で発生した爆発により、隣接する2つの鉱山で火災が発生し、作業員200人が坑内に閉じ込められている」としました。
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