韓国元国会議長、「韓日関係の放置は『百害あって一利なし』」
9月 17, 2020 20:09 Asia/Tokyo
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韓国と日本の国旗
韓国の元国会議長らが悪化の一途をたどっている韓日関係を放置してはならないと提言しました。
韓国・ヨンハプ通信によりますと、韓国の文喜相(ムン・ヒサン)前議長ら4人が17日木曜に発刊された季刊誌「韓米ジャーナル」とのインタビューで、韓日関係に関する見解を明らかにしました。
文氏は「韓日関係が放置されることは両国に百害あって一利なしである。両国の指導者が無責任であり、両国の国民に被害を与える」と指摘し、「直ちに解決しなければ歴史に大きな罪を犯す」との見解を示しました。
鄭義和(チョン・ウィファ)元議長は「70年の歳月が過ぎた今日では許して歩み寄る姿勢を持たなければならない」として、「われわれの主張も重要だが、易地思之(相手の立場に立って考えること)の姿勢で日本を理解する姿勢も必要だ」と表明しました。
金炯オ(キム・ヒョンオ)元議長は「韓日関係で不協和音が続けば続くほど外交、安全保障、経済などあらゆる面でわれわれが受ける被害が莫大だ」として、両国の指導者が関係改善に乗り出す必要があるとの認識を示しました。
一方、林采正(イム・チェジョン)元議長は「植民地の清算は被害国民に対する加害国の事実認定と謝罪が先行しなければならない」とし、「政治・経済分野でも韓国の弱さを利用し、植民地支配の歴史をごまかそうとする日本の態度はこれ以上容認できない」と批判しました。
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