パキスタン「アフガンでの麻薬生産の増加の元凶は米国」
1月 04, 2021 18:29 Asia/Tokyo
パキスタンは、アメリカを含む西側を、アフガニスタンでの麻薬生産増加の元凶であるとしました。
イルナー通信によりますと、パキスタンの麻薬官理対策大臣は、イランの麻薬対策警察部長のパキスタン首都イスラマバード訪問と同時に、「アメリカが2001年からアフガニスタンに軍事駐留して以来、これまでに、麻薬生産というアフガンでの悪しき現象は数倍に増加したほか、同国の市民少なくとも300万人までもが麻薬の常用に溺れている」としました。
また、「アフガニスタンは麻薬の栽培・生産を阻止しようとしているものの、麻薬は同国から国外に搬出され、ヨーロッパなど世界各地へと密輸されている。このことから、イランとパキスタンは、絶えずこの現象と闘い、麻薬との闘いの最大の犠牲者と見なされている」と述べました。
アメリカとその同盟国は、およそ20年前からテロ対策や安全確保を口実にアフガニスタンを攻撃していますが、当時から現在まで、アフガニスタンでは情勢不安、テロ、麻薬生産が大幅に増加しています。
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