中国が、日米豪印の4カ国サミットに反対
3月 13, 2021 18:04 Asia/Tokyo
中国政府が日本、アメリカ、インド、オーストラリアの4カ国による首脳会談・クアッドサミットを、反中国的な構想だとしました。
IRIB通信によりますと、中国政府は13日土曜、声明を発表してこの4カ国サミットに否定的な見解を示し、「このような会合は、冷戦時代の有毒な認識を想起させるものだ」と述べています。
なお、菅義偉首相は12日金曜夜に開催されたこの会談後、首相官邸で記者団に対し、海洋進出などを強める中国の動きに強く反対することを訴え、「中国による一方的な現状変更の試みに強く反対することを訴え、支持を得た」と語りました。
日米豪印の首脳会談は初めてのことで、これらの4カ国は中国が地域で存在感を高める中、連携を強めています。
また、コロナ禍中のため今回はテレビ会議方式で実施したものの、年内に対面方式でのこのサミットの開催で合意しました。
ここ数ヶ月、中国と日米豪印との関係は緊迫化しています。
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