キリスト教徒と仏教徒が、ミャンマーのイスラム教徒との連携を表明
4月 21, 2021 17:37 Asia/Tokyo
ミャンマーで、政府軍によりイスラム教徒の民家が銃撃、放火された後、キリスト教徒や仏教徒のコミュニティが同国マンダレー市のイスラム教徒社会との連携を表明しました。
情報サイト・barnabasfund によりますと、キリスト教徒と仏教徒の各コミュニティの代表者らは、同情の意を表明し食物確保や金銭的な援助のため、この襲撃の犠牲者の遺族らと面会したということです。
今月15日、ミャンマーでは政府軍がイスラム教徒に対抗する行動を継続する中、この少数派集団を攻撃し、これにより28歳の男性1名が死亡した他、モスク近辺で4人が負傷し、また、11歳から16歳までの少年多数を逮捕しました。
ミャンマー軍はさらに、イスラム教徒らの住居に放火しており、これによりおよそ40軒の民家が破壊されています。
ミャンマーでは、今年2月1日にクーデターにより軍事政権が発足して以来、国内のイスラム教徒社会への襲撃が激化しています。
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