9月 08, 2021 16:19 Asia/Tokyo

中国外務省の汪文斌報道官がIAEA国際原子力機関に対し、福島原発の汚染水処理の安全性を確保するよう求めました。

汪文斌報道官は7日火曜、定例記者会見を行い、「IAEA国際原子力機関は利害関係者の意見に耳を傾け、日本・福島の放射能汚染水処理の安全性を確保しなくてはならない」として強い要求を示しています。

また、「IAEAは日本の放射能汚染水の処理において、国際社会が進めてきた事前、事中、事後の評価と監督・審査に協力し、その絶対的な安全を確保する必要がある」と強調しました。

そして、「日本政府は国際社会の懸念を無視して、処理水の海洋放出に向けた準備を進めている」と指摘し、日本に対して「ただちに誤った決定を撤回するよう希望する。重要な利害関係者と関連の国際機関との合意を形成する前に、勝手な排出をすべきではない」と要求しています。

 

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