ASEAN、ミャンマー軍政トップの会議出席を拒否
10月 16, 2021 19:36 Asia/Tokyo
ASEAN・東南アジア諸国連合は、今月下旬に開かれる首脳会議へのミャンマー軍政トップの出席を拒否しました。
IRIB通信によりますと、ASEANは、ミャンマー軍政トップのミン・アウン・フライン司令官の首脳会議出席を認めないと発表しました。
ASEAN今期議長国のブルネイは、今回の決定は、15日金曜に行われた加盟各国のオンライン外相会談で下されたとしました。
ASEAN首脳会議は今月26~28日にかけて開催されます。
ミャンマー軍は今年2月、クーデターにより国の実権を握りました。
クーデター勢力はその後すぐに、アウンサン・スー・チー国民民主連盟党首やウィンミン大統領など、それまでの政権幹部を拘束しました。
それから今日に至るまで、大規模な抗議や衝突がミャンマー国内で繰り広げられています。軍政高官は、新たな選挙を実施した後に、権力を移行すると主張しています。
ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」の発表によれば、同国で1100人以上の民間人が死亡、8400人が収監されています。
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