北朝鮮が潜水艦からの新型SLBM発射実験を実施、総書記は立ち会わず
(last modified Wed, 20 Oct 2021 08:25:18 GMT )
10月 20, 2021 17:25 Asia/Tokyo

北朝鮮の朝鮮中央通信KCNAが20日水曜、同国国防科学院が19日火曜に新型の潜水艦発射弾道ミサイル・SLBMの発射実験を実施したと報じました。

KCNAによりますと、国防科学院は5年前に初めてSLBM発射に成功した潜水艦「8・24英雄艦」から今回の新型SLBMを発射し、実験を成功させており、このSLBMについて「側面軌道や滑空跳躍機動をはじめとする、多くの進化した操縦誘導技術が導入された。国防技術の高度化と海軍の水中作戦能力の向上に大きく貢献するだろう」と発表しました。

今回発射したのは北朝鮮が今月11日に国防発展展覧会で公開した「ミニSLBM」と見られています。

韓国・ヨンハプ通信がソウルから報じたところによりますと、キム・ジョンウン朝鮮労働党総書記は、今回の実験視察者の中に名前がなかったことから、立ち会わなかったもようです。

韓国軍合同参謀本部は19日、北朝鮮が同日午前10時17分ごろ、東部・新浦の東の海上から朝鮮半島東の東海に向けて弾道ミサイル1発を発射したと発表していました。

なお、米CNNによりますと、国連安全保障理事会は20日、北朝鮮によるミサイル発射を受けて、非公開の会合を開催する予定です。

 

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