韓国大統領選候補が、警察トップの竹島訪問めぐる日本の反発に反応
12月 13, 2021 20:08 Asia/Tokyo
来年3月の韓国大統領選候補とされる前京畿道知事が13日、警察トップの竹島(韓国名:独島)訪問に対する日本の反発を受け、同島の警備隊に檄を飛ばしました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、韓国で来年3月に実施される大統領選の革新系与党「共に民主党」候補の李在明(イ・ジェミョン)前京畿道知事は、竹島の警備隊員とテレビ電話で通話を行い、「警察庁長が独島(=竹島)を訪問したことに日本が過度な内政干渉的な行動を取った」として、「独島は領土守護の象徴のようなところのため、しっかり守ってほしい」と述べました。
これは、先月16日に韓国警察トップの金昌龍(キム・チャンリョン)警察庁長が現職の警察庁長として12年ぶりに竹島独島を訪問したことを巡り、日本が反発し対立をあおっていることを批判した発言とみられます。
李氏は「独島問題を巡り、日本が引き続き紛争地域化の戦略を取っている」として、「世界地図も独島を日本式の表現に変え、海峡の表示も『日本海』に変えようとしているのも独島が自分たちの歴史的な根拠がある領土として主張するようつくるため」との認識を示しました。
また、「その点から独島を守るための意志、実践が極めて重要だ」とし、「世界の地図で独島の表記が竹島に変わったりすることに強く抗議し、歴史的な記録に混線が発生しないようにすることが重要だ」と強調しました。
李氏は城南市長を務めた当時、竹島を訪問したことも紹介しています。
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