米艦船2隻が南シナ海入り
(last modified Wed, 26 Jan 2022 11:15:07 GMT )
1月 26, 2022 20:15 Asia/Tokyo
  • 米艦船2隻が南シナ海入り
    米艦船2隻が南シナ海入り

米国防総省が、同国の海軍航空母艦 CVN-72 エイブラハム・リンカーン および空母「カール・ヴィンソン(CVN-70)」が、軍事訓練のため南シナ海に入ったことを明らかにしました。

米国防総省は、この2隻の空母とともに2つの米海軍特別作戦部隊が、台湾軍の訓練目的で南シナ海での作戦を開始したと伝えています。

同省の声明ではまた、「これらの部隊は、戦闘準備の強化および、対潜水艦戦、空中戦、海軍抑止作戦を含むさまざまな作戦の実践を目的として、南シナ海海域に入った」とされています。

空母打撃群全体の指揮を執るジェフリー・T・アンダーソン少将はこれについて、「このような作戦により、我々は戦闘能力を強化し、あらゆる状況での同盟国やパートナー国への支援を確信できる。我々は地域での安定と海上安全を維持する決意を示したいと考えている」と語りました。

米国のこれらの軍艦の2つのグループは最近、フィリピンと台湾の東海域における日本との合同軍事演習に参加しました。

アメリカ海軍はまた、「カールヴィンソンに着陸したとき、7人の米陸軍要員が負傷した。この事故で米国のF-35戦闘機も墜落した」と表明しています。

中国は台湾を自らの領土の一部と見なし、アメリカの挑発行為や台湾に対する武器の販売はその主権の侵害であり、「一つの中国」の原則に反していると見なしています。

しかし、米国は台湾海峡に艦船を派遣し、台湾に軍事援助を提供することで、中国への対抗において具体的に台湾を支援しており、たびたび中国の抗議を招いています。

 


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