アフガン首都で相次ぐ爆弾テロ発生、少なくとも27人が死亡
(last modified Tue, 19 Apr 2022 11:48:07 GMT )
4月 19, 2022 20:48 Asia/Tokyo

アフガニスタンの首都カーブルで19日火曜、2つの教育施設へのテロ攻撃により少なくとも27人が死亡、他数十人が負傷しました。

アフガニスタンのメディアは、今朝、カブールの主にシーア派地区にある学校への2回のテロ攻撃のうちの1回で、27人の生徒が殺害され、他の数人が負傷したと報じた。

アフガニスタンの各メディアは、テロ攻撃の狙いとなった男子校のひとつは、主にシーア派教徒住民が住む地区に位置しており、今回の攻撃で生徒27人が死亡、ほか多数が負傷したと報じました。

この事件について同学校の教員の一人は、「最初の爆発は、ちょうど生徒らが教室を退出する時に発生した。そのあと、教員らが校内の廊下で、生徒らを助けようとしていた時に、2回目の爆発が起きた」と述べました。また、負傷者の多くが重傷であるため、今後さらに犠牲者が増える可能性がある、としています。

さらに、カーブル西部にある別の教育施設でも爆発が発生し、目撃者は実行犯が1,000人の学生を収容できる広い地域で自爆したように見えたと述べました。

なお、今回のテロ事件に関する犯行声明はまだ出されていません。

しかし、シーア派のハザラ族の市民がいるこの地域は、以前もテロ組織ISISの地方支部の標的にされていました。

 


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