ミャンマー沿岸でロヒンギャ族難民を乗せた船が沈没
(last modified Wed, 25 May 2022 05:40:43 GMT )
May 25, 2022 14:40 Asia/Tokyo
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    ミャンマー沿岸でロヒンギャ族難民を乗せた船が沈没

ミャンマー沿岸付近で、同国の少数派であるイスラム教徒のロヒンギャ族難民数十人が、乗っていた船の沈没により死亡しました。

ロイター通信が24日火曜、報じたところによりますと、ミャンマー沿岸で子供を含む90人のロヒンギャ族難民を乗せた船が悪天候のため沈没し、これにより乗っていた難民のうち数十人が死亡しています。

この報道によりますと、沿岸で救助された20人強はミャンマー軍により身柄を拘束されました。

救助された難民の証言によりますと、マレーシアに向かっていたこの船は、出発の数日後に沈没したということです。

なお、この船は今月19日にミャンマー西部ラカイン州から出発していました。

現在までに、今回の沈没で死亡した14人の遺体が見つかっているものの、残りの50名以上が依然として行方不明となっています。

国際人権団体アムネスティインターナショナルの統計によりますと、ミャンマーでは2017年8月に政府軍による少数派イスラム教徒・ロヒンギャ族への弾圧が開始されて以来、現在までに女性や子供をはじめとする100万人以上がミャンマーを逃れ、その多くが隣国のバングラデシュに避難しています。

 


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