イラン外相「あらゆる国との関係拡大がイランの方針」 上川外相との電話会談で
8月 29, 2024 17:48 Asia/Tokyo
イランのアラーグチー外相は日本の上川外相との電話会談で、イラン新政権の外交方針は「東アジアをはじめとする世界各国との関係拡大だ」としました。
イルナー通信によると、両外相はこの会談で二国間関係や地域情勢について話し合いました。
アラーグチー外相は、イスラエルによるガザ地区での犯罪を重要な国際問題とし、ハニヤ氏暗殺のような挑発行為やネタニヤフ首相の好戦的姿勢が地域情勢を悪化させているとの認識を示しました。
その上で、「イランはイスラエルとは違い、地域の緊張激化を求めていないと繰り返し表明している」と述べました。
これに対し上川外相は、アラーグチー外相の就任に祝意を表明し、日本としてイランとの関係・協力拡大の意向を伝えました。
また、ハニヤ氏暗殺後の西アジア情勢の悪化に懸念を示し、情勢の安定化とイスラエルによるガザ攻撃停止を求めました。