イラン原子力庁の報道官が、アメリカの新聞の主張に反応
6月 21, 2016 18:25 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が、イランの核計画における軍事活動に関するアメリカの新聞ウォールストリート・ジャーナルの最近の主張を否定しました。
IRIB通信が伝えたところによりますと、キャマールヴァンディー報道官は、イランのテレビチャンネルとの電話インタビューで、「このメディアの世論操作は、困惑によるものであり、取り扱う価値はない」と語りました。
また、「この根拠のない行動は、政治的な思惑に基づき行われており、当初から、イランの核計画の軍事側面の可能性あるいはPMD問題は、政治的な問題だった」としました。
キャマールヴァンディー報道官はさらに、IAEA国際原子力機関の事務局長や事務次長によるイランのパールチン軍事施設への視察や、サンプル採取に触れ、「IAEAは、このサンプルの実験を行い、その報告書を理事会に提出し、イランのPDM問題は解決された」と述べました。